必要な証憑が提出されていない、日付の整合性がとれていない、支払いの完了が確認できない等の理由で、実績報告時に不備となるケースが見受けられます。
気をつけるべきポイントをまとめていますので、実績報告を提出する前にご確認ください。
提出書類の不備などを防ぐため、提出前に確認をお願いします。
確認事項(チェック項目)
「事業の具体的な取組内容・成果(概要)<様式第8別添>」に、実際に行った内容を具体的に記載していますか?
証憑書類の日付に注意しましょう。
見積→発注→納品→請求→支払 の順になっていますか?
証憑書類をデータで揃えましょう。
[1]見積書(必要に応じて相見積り)
[2]発注書または契約書
[3]納品書
[4]請求書
[5]銀行振込(明細)受領書または領収書
[6]成果物(画面キャプチャや写真など)
[7]受払簿 等
補助対象経費の支払いは補助事業期間内に終わっていますか?
法人で申請しているが、法人名義ではない口座で支払ってしまっている場合、補助事業期間内に立替払い精算が完了していますか?
1取引10万円(税抜き)を超える支払いを銀行振込で支払いましたか?
成果物を確認する証憑はありますか?
①「事業の具体的な取組内容・成果(概要)<様式第8別添>」に、「【様式1】経営計画および補助事業計画」に記載された計画のすべてが記載されていない。
【様式1】経営計画及び補助事業計画
事業の具体的な取組内容・成果(概要)
<様式第8別添>
【様式1】
経営計画及び補助事業計画
事業の具体的な
取組内容・成果(概要)
<様式第8別添>
②各証憑の日付が順番になっていない。
見積書
見積日
2021年10月1日
発注書
発注日
2021年10月5日
納品書
納品日
2021年10月25日
請求書
請求日
2021年10月20日
順番が前後している場合は、日付を書き換えるのではなく、不整合になっている経緯・理由を補記してください。
③「提出が必要な書類」が提出されていない。
④提出された支払証憑では確認しきれない。
支払いが完了していることが確認できない。
法人の事業者が、法人名義ではない口座から支払いをしているが、立替払い精算が済んでいない。
法人の事業者が、法人名義ではない口座から支払いをしている場合は、立替払い精算が必要です。
「立替払い」についてはこちらをご確認ください。>>>立替払いについて
1取引10万円超(税抜き)の支払いを、やむを得ず現金払いをした際、
「理由書」「現金出納帳」 が確認できない。
⑤成果物を確認することができない。
以下の提出がなく、不備となる事が多く見られます。
・ 物品を購入した場合 ⇒ 購入した数量を確認できる写真の提出がない。
・ 制作をした場合 ⇒ 外注で作成した制作物の写真の提出がない。
・ 自作で作成した場合 ⇒ 作成物の写真や受払簿の提出がない。
・ 広告物 ⇒ 作成物の写真・画面キャプチャの提出がない。
・ 使用した事を確認できる証拠書類(広告物の掲載先、送付リストなど)の提出がない。